ブックレビュー『自分の仕事をつくる』著：西村佳哲
こんにちは！チーズです。
今回はブックレビュー！
『自分の仕事をつくる』を読んでみた感想を書きたいと思います。
まず、すっごく面白かったです。
この本は、著書である西村佳哲がさまざまな職業の方に「仕事」についてをインタビューし、それを一冊にまとめたものです。30年ほど前のインタビューなども載っていますが、今もあるブランドの当時のことなどを知ることもでき、今読んでも貴重な情報が満載だと思いました。
また、感想としては、仕事をする上で、またそれを楽しむ上で何が大切なのかがたくさん詰まっている本だと思いました。
私自身、デザイナーとして転身したばかりであったり、今は自由な働き方をさせてもらえているからこそ、ある意味これからや「仕事」のことを考えない日はないといっても過言ではない日々を過ごしています。その中でこの本は、改めて仕事をする上で大事にしたかったこと、理想、やる気を駆り立ててくれる、起爆剤としてもとても良い本でした。これからも何度も読み返すことでそうした気持ちを持続させてもらえそうです。そういう本ってめっちゃ大事です。
また仕事をしているとどうしても
良い仕事としての理想と、お金と時間の問題にぶち当たることってありますよね。。
この本は、そうしたすごく難しいところにも切り込んでインタビューされており、多くの歯がゆい問題にも昔からさまざまな人が自身の哲学を持って手を動かし、挑戦してきたと言うこともわかって、勇気をもらえます。
なにより、インタビューの一つ一つに血が通った対話がされており、生きている言葉に触れられて元気になりました。
自分自身が納得のできる仕事をするということは人間にとってどう言うことだったか。
仕事は、どんなことでもその奥で「人」と繋がっている。ということを忘れてしまわないように、できるだけ丁寧に、自分ごととして仕事したいとハッとさせられました。
せっかくデザイナーというものづくりの仕事をしているので、私にしかできない仕事をしていきたいと思いました。
効率化の進む世界で、ハイスピードになれてしまった今だからこそ読みたい一冊です。
